まずは準備から始まります。出発するときからがコミケです。

みんな！オタクに見られたくないのなら黒は着るな！

どうもあそこのオタの皆さんは服を買うことを考えたことがないのか、あるのかわかりませんが

みんな着てるものが黒です。上はダウンジャケット、下はズボン。クツ、帽子と全身黒。

オタク流行最前線は黒だということです。できるだけ黒は避けて着るようにしましょう。

大前提としてよほど欲しい本がない限りはゆっくり行きましょう。十分いろいろ買えますから。

さて、行きです。私は２日とも始発で行ったのですが、この時間始発に乗ってて

かつリュックを背負っている、もしくは全身黒い服を着てる奴は目的地が同じだと思いましょう。

交通の選択はいろいろです。新橋まで行ってゆりかもめに乗る方法やら

新木場まで行って臨海線に乗る方法なんかもありますけどね、

オススメは東京駅まで行ってバスに乗る方法です。

バスは本数を増やしているのでスイスイ乗れますし、運がよければ座ることもできます。

電車みたいに無理やり人を乗せて肉と肉とのぶつかり合いになることも少ないです。

メガネかけててデブならもう確信犯。

早い奴だとこの時点で汗かいてるやつも。

食べ物は少し買っておきましょうね。ジャマにならない程度に。食事必須かな？

買いすぎて食べないまま入場とかするとどうしようもないので注意。

一応、並ぶところ付近にはおでん屋台とかありますが、利用してるやつはいません。

マクドナルドなんて人口密度がヤバすぎて入る気になれません。

ここで私が一番必要だと思える持ち物。

連れです。友達を最低１人連れて行くことです。

１人待たせておいて自分は遠くにある空いてるマクドナルドへ行くことなんかも可能。

何かと便利。お互いに便利。

いやぁビックサイトで見る夜明けは恐れ入った！少し死にたくなった！

暇つぶしの道具は絶対に必要です。ゲームなんかはわりと使えます。

もっとも危険な罠。それがトイレです。

並ぶ場所付近のトイレは２０分待ちはザラです。

よって、下手に「あー、トイレ行きたくなったなぁー」なんて思ってから行くと漏れます。

行きたくなくても行っておくべきです。

さあ、寒さに耐えてようやく入場となりました。

安全からも言うのですが走ってはいけません。焦る奴はみんなオタクさんです。

大手など、別に興味がない人にオススメなのが入場したらすぐに中小サークルを回ってしまうことです。

通行にジャマなリュックを背負ってるデブオタなんかはだいたい大手を目指して一直線です。

道が開いている間に一通り見て回るのが良いのではないでしょうか。

やがて昼になります。この時間になると大手を回り終わった臭いオタさんが現れます。

その場で叩き斬りたくなるような人たちですが、ここは将来を考えて我慢です。

こうなると中小サークル付近はムチャクチャ通りにくくなります。

そんなときにオススメしたいのは壁際の大手サークルに行ってみることです。

会場と共に向かったオタさんたちは新刊が目当てであって、既刊本は持ってますから、

意外と前に出した本が置いてあることがあります。

これを買ってみるのもなかなかいいと思うんですが。

運が良ければ大量に刷りすぎて困ってる新刊を買うことも可能です。

この辺で休んどきましょう。どうせ会場には汗臭いオタさんが走ってますから。

ゆっくりご飯でも食べてればいいんです。飲み物は簡単に買えます。値段も普通です。

お昼食べ終わったら東でも西でも見て回りましょう。

昼を過ぎても本が余ってるサークルでも意外に面白いものがあるかもしれません。

サークル救済にもなります。

時間が３時を過ぎた頃、さっさと帰るのが本当はいいんですけど、

この時間になるとヤケになったサークルが売っていた本を無料で配ることも多いです。

あまりに本が残っているサークルに行き、「中身を見せてもらっちゃおうかなぁー」ってのは

終了間近ではやめたほうがいいです。

本を見た瞬間ムチャクチャ期待した目でこちらを見てきます。

視線がズレません。怖いです。体のバランスがずれてるような本を思わず買っちゃいそうです。

帰ろうと思って会場を出てもどうやって帰ればいいのか。

バスはやめましょう。地獄です。乗るのに一時間はかかります。

オススメはゆりかもめと臨海線です。

ゆりかもめに乗る際はいちいち切符を買うことになりますので、事前に往復券で来るなり、

パスネットカードを買っておくのがいいでしょう。

パスネットは有効期限がありませんので次来るときでも使えます。まさにコミケカード。

帰りの電車は方向に合わせて選択を。なるべく座れるようにしましょう。

立ってると疲れで足がイカれます。

うちに帰るまでが遠足、コミケも同じです。生きて帰りましょう。