make on soon night
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少し誰彼ながら自転車でいつもと違う道を通っていましたら、 ふと懐かしい店の前で立ち止まってしまいました。 いや、正確には店はもうなかったのですが。 友人とも何度か訪れたことのある思い出の場所だったので少しセンチになっておりました。 本当に想い出がいっぱいのパン屋…、も○パンというのですが。 どれだけ我々に想い出をプレゼントしてくれたかといいますと…
〜3年ほど前〜
公園で野球をやる中、小腹が減ったのでパン屋へ行く。 そこで来たのがも○パン。 中に入るとおいしそうなパンが並んでおります。 さっそく買おうと思うのですが店に誰もいない。盗みはしたくない。 ってわけで声を出して店の人を呼んでみる。 「はぁい」とおじいさんが登場。麦わら帽子に軍手、右手には鎌。 少し恐かったのですが「このパンください」と言ってみる。 注文を聞くとおじいさんはわかったようでパンのケースを開けました。 そしてパンを取って私達に渡してくれました。 土のたっぷりついた軍手のままで 無論、パンはドロだらけです。 たしかに頼んだのは白いクリームのパンだったはずです。 それとも、クリームが白いのは「泥という着色料を思う存分つけてくれる」 そんなサービスがあるからですか? むしろ鎌を置いてくれただけ感謝するべきなのですか!? その時からこの商品を「泥パン」及び店名を「アースじじいのパン屋さん」に決定。
外へ出て改めて「泥パンは試食するべきか?」について討論を開始する。 そのときに気づいたのですが、 白いクリームの中に頭髪らしき毛が… 数えてみると10本以上はありました。よく抜けたものだと関心。 それ以前に疑問に思ったのですが… 作ってるときに気づけよ あるいは黙殺か? その時からこの商品を「毛泥パン」及び店名を「アースじじいの頭髪パン屋」に決定。
〜fin〜 いやぁ、懐かしい思い出がよみがえります。 その他、自家製クッキーを買ったら中にたこ糸が数本。 冷蔵庫に入っていたガリガリ君がなぜか溶けている。 金券が当たるピンボールゲームがあって、金を入れても玉が出てこないので じじいを呼び出して直してもらおうとしたのに 「こういうゲームなんじゃ!」と連呼。
などなど、素敵な想い出がたくさんつまったパン屋なのです…。 非常に残念30%:やっと潰れやがったか…70%の割合で。 いやぁ、想い出って大事ですね。
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