現実、はじめて物語
2001/04/11(水)

通学途中、中学校の前を通過したときにやたらと椅子にすわるおじさんがいたのですが。

何かの集まりでしょうか?中学校を包囲してるんですがね。

「突撃!!」って言って本当に占拠したら見ものなんですが、なさそうです。

よく見ると腕にわっかがついています、見てみると「調査」とだけ書いてありました。

いったい、何の調査なのかまったく不明。

新学年になると教科の先生も一新するものです。

そりゃあ、去年の先生はひどいものでした…。

やる気の「や」の字、一画目も見当たらない英語教師…。

家庭内のストレスをそのままこっちにぶつけてくる化学教師…。

嗅いだことのない臭いをプンプン出してる体育教師…。

記憶に残らない何かの教師…。

ちなみに、体育教師に関しては担任なので今でも毎日臭いをプンプンさせてます。

で、そのような失敗を繰り返さないように、良い先生が来ることを祈ったのですが。

その期待はポテトチップスの奥の方に残ってるあの微妙なつぶほども残りませんでした。

まず国語教師。

教室に入る、わずか10秒で自己紹介終了。

そして授業。問題はその喋りなんですが、早すぎて聞き取れません。

どのくらい早いかというと、トヨタのテレビCMで「ファンカーゴー」ってありますよね、

あのCMで話してる人が目の前にいる感じ。あの速さで説明してるんですよ。

結局、何を言ってるのかはさっぱり。

政治経済の教師はもっとひどかった…。

まず来て、プリントを配って、説明して…説明して…説明を…、

つまり、延々と1人で喋っているのです。しかも中途半端に。

資本主義と社会主義の違いを話し始める教師。

「イギリスは資本主義のメッカですが、社会主義と言えないこともないのです。」

「つまり、資本主義は別の訳し方もでき…、この辺は混同するからいいか。」

「ええと、次の憲法の話」

話が途中です。結局違いは聞かされずじまいです。

その後は、睡眠時間の補給タイム。

このままだと「話が途中で終わる」→「でも教師は満足げに帰る」

→「テストに出る」→「習っていないので当然できない」

→「お前らは何を聞いていたんだ!!」→「(心の中で)あなたの話なんですが…」

という、赤点へのシルクロードが完成してしまいます。

 

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