不器用ですから
2001/04/09(月)

始業式、それはまた新たな一年を告げる式典。

高歌斉唱に始まり校長の話が続く。ああ、一人倒れた…。

それでも話を続ける校長に心の中でささやかな拍手(9割皮肉)を送る。

その後10分ほど校長の話が続いた。

結局、結論は「まぁ、努力しなさい」という、言い換えれば「ワシら知らん」ということだ。

結論のみで言えば小学校から同じ話を延々と聞かされている。

悪いときには校長→教頭→生徒指導部→進路指導部

と、連続して4回ほど同じ内容の話を聞かされることもある。

ちなみに、このときの全生徒の心の中は、

「帰りてえ」

で一致しており、平常の数倍の団結力をほこる。

その他の心中としては、

「部活やりたい」

「春休みに変えた携帯を自慢したい」

「校長の髪が増えたような気がするが…気のせいか…?いや、あれはもしや…」

という感じだ。最後のは多分私のみ。

始業式の日はいつもより早く帰れる。明日からはみっちり6時間だ。

帰る途中、今年から中学生になった方々がちょうど下校するところだった。

信号で待っていると「久しぶり〜!」と、中学生が再開を喜び合っている。

どうやら一人は違う中学に進んだらしく、確かに久々に会ったらしい。

ただ、再開を喜び合うのはいいのだが、

場所が赤信号の横断歩道のど真ん中、というのはどうかと思うぞ。

うーむ、やはり今の中学生は理解できません。

 

 

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