それは台風の如く
2001/03/07(水)
今日も今日とて学期末テスト。朝から頑張って学校へ登校します。

登校する途中に見慣れない集団で道があふれていることに気づく。

あ、今日は公立高校の合格発表の日でした。うちとて例外ではないわけです。

俺も一年前はあんなヒヨっ子だったなぁ、なんて思いながら自転車置き場へ。

おかしい。

明らかに自転車が少ないのです。ちょっと教室をのぞいてみると誰もいない。

不安になってテスト日程表を見てみると、そこには

9:55〜、の文字。

ええと、今の時間は…8:30。

…その場で途方に暮れる。そういえば合格発表を見にきた中学生との混乱を

避けるために登校の時間をずらして2時間目からテストを始める、と言っていたことを

ようやく思い出す。が、時すでに遅し。

仕方がないのでどこかで時間をつぶすことに決定。どこにしましょう。

コンビニ?家?いえいえ、面倒面倒。

どうせなら一本道を決めてその道を時間の限りまっすぐ行くことにしましょう。

ってわけでいつもと反対の道をひたすら進む。

あ、この道は車が多くて危険だ。この道を曲がろう。

あ、この道は先が通れそうにない。よし、曲がろう。

そして30分ほど走った結果、

完全に見知らぬ土地にいました。迷子です。高校1年生が。

仕方がない。勘を頼りに戻ることにしよう。

この後が苦難苦難。辿り着いた「しらさぎ公園」は完全にどこかわからないし。

そうだ、僕の学校はとても大きい。遠くから見ればわかるではないか。

そう思ってひたすら走って曲がった道を戻ります。

おかしい、だんだん学校が遠ざかっている気がする…。

よく見ると確かに遠ざかっている。ガーン。残り約10分。

頑張って戻る。ひたすら畑を走る。というかもはや道ではない。

結果、なぜか元々曲がった道の反対側から出てくるという方向音痴ぶりを発揮。

テストには間に合いましたけど、未だにあの時どこを走っていたのかまったく不明。

テストの結果よりそちらの方が気になります。

 

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