マクドナルドへ行ってきた


秋深まる10月のある日の午後…。

私はマクドナルドにいました。

 

何故ハンバーガー反対派の私がマクドナルドなどにいるのか?

 

今回の企画で何をするのか考えていたら、一つの疑問が私の頭をよぎりました。

元は友人の一言でしたが。

 

マクドナルドにはドライブスルーってのがあります。

 

このドライブ。[dirive]の一般的な意味は「運転する」ってのがあります。

 

では、

 

もしこのドライブスルーに

 

 

突如自転車が現れたらどう対処されるのか?

 

 

この企画は結構たくさんの人がチャレンジしているのを見ますが、

俺はどうしても自分でやらずにはいられなかったのですよ。

 

 

そこで、友人ゴリラ君にその旨を相談してみると、協力してみれることになりました。

 

デジカメ、さらに撮影係として協力してくれることになったのです。

 

そこでさらに相談、「何時ごろ行く?」

 

やはりここは混む時間を避けて開いているところに不意をうつ、これが有力でしょう。

 

だが彼は、

 

「うん、12時に行こう」

 

お前それ一番混む時間帯じゃねえか。

 

うーん、これはキツイ。

 

だが、ここで逃げては一生のチキンです。

 

そんなやつにげぇむ劇場を運営する資格があると言えるでしょうか?

 

 

 

 

ある

 

ってわけでいきなりですがやってきましたマクドナルド。

 

 

ドライブスルーの表示が眩しい。

 

時間帯は午後一時。この時点で客がいなければはっきり言って勝負はもらったようなものです。

 

どれ、客はいるだろうか?

 

 

 

 

うわ、いるよドライブスルー!

 

 

 

……胃が痛ぇ。

 

でも来たからにはやらねば。よっしゃ!やるで!

 

恐る恐る車の後ろに並ぶ俺in自転車。

 

機械の前まで来ました…。車の客が機械についているスピーカーでやりとりされています。

 

こ、これからあの前に行くのか…、俺は…。

 

 

ん?

 

その機械の横に、メニューの表示板を掃除しているメガネを掛けた姉さんが

 

 

よりによって人!?

 

しかし、向こうはこちらにまったく気づいていない様子。

 

こうなれば方法は一つ。

 

素通りです。

 

お、前の客の注文が終わり車が動き出しました。

 

さ、前に…こっそり行かなきゃいけません。バレたら一大事です。

 

レッツゴー俺。

 

そぉ…っと…そぉ…っと…。

 

よし!もう少しで機械前だ!そう思いブレーキを踏んだとき、

 

「キキーッ!!」←ブレーキの音。

 

その瞬間、こちらを向く姉さん。

 

目が合った

 

バレてる(汗

 

いや、せめて笑ってくれればやりがいもあるってもの!

 

さあ、何とでも言え!!

 

 

「お客様、危険ですので自転車を降りて店内でお願いします」

 

笑いもせず。メガネを光らせ一言言われる。

 

というかその表情はまさに鋼鉄

 

だが、ここで引き下がれば企画が成り立ちません。根本から。

 

いや、ドライブスルーで買いたいんですけど

 

なんとか食い下がってみる。

 

 

そんな私に鋼鉄メガネは鋭いまなざしでさらに一言。

 

 

だから、危険なんで早くどいてください

 

 

とうとう邪魔者扱いです

 

 

痛い。

 

痛すぎる。

 

眼鏡越しの視線が私を貫いております。

 

 

鋼鉄のメガネに敗れしぶしぶその場を去ることに。

 

 

しかし、ドライブスルーに自転車で突入した記録は残ったわけですから。

 

企画的にはOKでしょう!

 

 

そして後方に待機させておいたゴリラと合流し、結果を報告。

 

そして記録を確認しようと「撮った写真見せてくれ」

 

そう言うと

 

 

「あ、撮ってねえ」

 

 

何ィィ!?

 

 

記録残ってないだと!?

 

それ企画の意味ないじゃん

 

 

企画倒れかオイ!?

 

 

…諦めて店内で買ってむなしく食べるか。

 

そう思い自転車置き場に行った時、

 

自分の中に一つの考え、そして可能性が浮かんだ

 

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