ドリームサーカス十日目
ええ、４月７日、今日から見たい番組が始まるのでさっさと仕上げねば…、
動物たちを料理して。
本日も看板を立てて新たな団員を探します。
ここでこのゲームの更なる欠点を発見。
カーソルの移動速度が遅い。
どんなもんかと言いますと、端から端まで移動すると半日立ちます。
このせいで看板を立てるのが手遅れになる場合もあり、重大な問題です。
オフィスで日程を確認。公演日はまだ遠いですね。
ん？明日はラッキーは日だと書いてあります。
…一度としてこのゲームでいい日があったでしょうか？
ええ、ありません。
次の日
「台風のせいで何もかも水びだしになってしまいました。が、何事もなく済みました」
ほらね。
ようするに「何事もなかったことをありがたく思えってことでしょう」
…来ません。看板を立てても立てても団員が来ません。
ここまで立てた看板が６本。来た団員０名。
そんなにやる気がないのか！？この島の動物どもは！
そんな中、看板に誰か来ています。こいつは見込みのあるやつです。雇いたいですね。
「ウォー、初めて会うね。」
ライオンですよライオン！！ついにサーカスらしい動物が！！
感動の瞬間です。自分の目の前に立っている二足歩行服着用のライオンに感動させられています！
ここまでどんな苦難があったでしょうか…、
ゲームスタート時の団員が「犬、猫、ブタ」で構成されたときは思わず
「その辺から拾ってきた動物でサーカス作ってんじゃねえ！！」
などと叫んでしまいましたが、ついに、ついに、そんな偽サーカスから脱出のできる瞬間が来たのです！
さあ、「雇う」ボタンを…、「これでバトルといこうぜ！！」
ん？バトル？…嫌な予感が。
「お客の注文どおりにおでんを作ろう」ゲームです。これは得意！
そもそもライオンはおでんを作れまい！勝った…。
余裕に勝利。さっそく団員にしたライオンを見ることにしましょう。
名前：リオン
ギャラ：９０ＧＯＬＤ
９０ＧＯＬＤ？あれ、ずいぶん安い…。猫が５０ＧＯＬＤで、タヌキが１１０ＧＯＬＤ…。
これは…どうやら私はタヌキにボッタくられてたようです。
即、解雇…、どうりで今まで金が減っていったわけです…。
さて、団員も入手したことだし、昆虫島に帰国です。
ああ、この久々の風景…懐かしいものがあります。
「ゴゴゴゴ、地震だぁ！！何とかみんな無事でした」
恐い…危なく訓練中のライオンが逃げるところでした。
これはある意味バイオハザード以上の恐怖、メタルギアソリッド以上のスリルと言えましょう。
さあ、明日はいよいよライオンを使っての初サーカスです。
１１日目に続く。