ナイト&ベイビー第三十一話
テスト中の更新。スリル満点です。
さあ、残る聖武具はあと一つ、今日中に取りましょう!
後一つはデニムという場所の地下だそうです、では早速!
…デニムってどこ?
とりあえず説明書の地図で確認。よし!問題なし!飛べ珍獣!
…問題大有り。地図を見ても自分が今いるのがどこだかさっぱりわからず。
しかし、地図と画面を見比べながらたどり着いた場所、それはなにやら大きな木。
情報によると聖武具の残り一つは「デニムの地下」ということですから、とりあえず中へ。
するとなにやら下へ続く道を発見。降りてみます。
むむ、さらに下へ続く道、さすがに地下か…。降りてみます。
またしても下へ続く道。何のこれしき、降りてみます。
それでも下へ続く道。…嫌な予感がしてきました。
怖くなったのでダッシュ。
下へ、下へひたすら下へ、それでも下へ…。
10階分くらい下がったところでようやく先へ進む通路を発見。無論、その間敵や宝箱等何もなし。降りただけ。
やっとの想いでたどり着いた聖武具を守るいつものボス。
さあ、ここまで来るのでもう疲れたので三ターンくらいで倒しましょうか。悪いが死んでくれ兄さん。
今まで積もった怒りからでしょうか、ボスがいつもより弱っちく見えました。
聖者の鎧ゲットです。案の定、市販の防具より明らかに弱いですが。それでも伝説の鎧。
これで聖武具が全て揃ったので「今ごろはベッドの中(byニーニーナ)」のダークビートさんの元へ急ぎます。
何が起こるんだろう…ワクワクですな。これだけのお使いをさせたんですから、きっとトンデモナイことですよ!
ダークビートの元へ到着、「おお!聖武具が全て揃っているな!すごいぞお前たち!」
当然です。だって守ってるボスが全員同じだったんですから。
「よし!俺が装備する、かしてくれ!」いや、絶対に市販の防具を使ったほうがいいと思うんですけど…。
「わああ!!だめだ!俺を拒絶している!」え、君装備できないのに持ってこさせたのか…?
ここでクソ妖精「おかしいわねぇ、サムライが触ってもなんともならなかったのに…」
お願いですから余計なことを言わないでください。あんなもの装備したくありません。
「そうだ、サムライが装備してみたら?」追い討ちをかけるように話す鑑定妖精。強制的に装備させられました。
次の瞬間、画面には真っ白の防具を身にまとった男が一人。その姿はミイラ男以外には見えません。
「な、何?お前が伝説の勇者なのか…!?」え?何?伝説の勇者って…。
再び画面が真っ暗になったと思ったらサムライ一行が消えました。
「ど、どこへ消えたんだ!?」こっちが聞きたいくらいです。
そしてついた場所はまったく見知らぬ場所。突然珍獣が「ブヒィ、ブヒィ」とわめきはじめました。
その先には王座に座った人とその側近らしき者が一名。向こうから勝手に話してきます。
「最後の試練だ。そなたの志し、試させてもらおう!さあ、剣を抜け!」
え?え?襲ってきたんですけど!?まださっきのボス戦のダメージを回復してないのに!!
…回復の必要無し。結局ボスです。ああ、今完全にこのゲームのボス<ザコ敵
という不等式が完成しました。何なんでしょうか、この人…。
「そなたの志し、しかと見届けた…。最後の戦いが迫っておる、私の力でお前を送り届けよう…」
ちょっと待ってくれ!まだ準備ができてないってば!ってわけで待ってもらいました。
あ、外に出れるのね。で、ここはどこ?着いたところは孤島。周りに何も見えません。
飛びつづけた結果、なんとか宿屋を発見。助かった…、続く。