10101"WILL"THE STAR SHIP
さっそくNEWGAMEを選択してゲームを開始します。
先に言っておきますがこのゲームにムービーなんていう高度なものはありません。
ウィーンウィーンウィーンウィーン
「敵接近!艦長、戦闘は避けられません!」
「敵レーダーに表示します!」
「ゼクスチェンジ!」
「遠距離での攻撃に注意してください!」
っていうかいきなり戦闘!?
ゲーム開始の洗礼は非常に厳しいものです。 マニュアルが不親切にもかかわらず練習モードもありません。いきなり実戦投入です。
どうやら戦闘はシューティングのようです。 プレーヤーは”主砲”、”副砲”、”特殊”、などから攻撃方法を選び、敵に的を合わせて タイミング良くボタンを押す仕組みのようです。
それぞれの武器の特性を状況にあわせて選択するところがポイントとなるのでしょう。
さあ、無事戦闘に勝利。 話はストーリーと目的へ移っていきます。
「人類がコロニーに移り住んでから早100年……
(非常に話が長いのでまとめちゃいます)
「君はウィルの艦長として人類の新たな宇宙資源や惑星を探してくるのが指名だ。
途中にはケアス(謎の敵集団)のジャマがあると思うがその時はケアスの本拠地壊滅を
目指して頑張ってくれ!」
こんな重大な使命を新人、それも艦隊一隻に任せる地球ってそうとうヤバいのでは…?
さあて、この戦艦ウィルには艦長をサポートする腕のいいクルーが揃っているようです。 さっそく見てみましょう。
シンラ・アネーニャ(voice:飯島愛)
「私がこの艦の副長を勤めますシンラです。学校を特Aで卒業しました。」
さすが飯島愛、棒読みもここまでくると堂々として聞こえます。
センドー・ユウキ(voice:大川透)
「ウィルのパイロットです。大変誇りに思っております。」
マルチニ・メカフェッチ(voice:石田彰)
「メカニカルオペレーターです。自分若いですが宇宙飛行士の訓練は十分積んでおります」
名前から既に危ねえヤツに確定です。
ユウ・ヤローン(voice:氷上恭子)
「通信オペレーターです。ウィルの中では1番年上です(それでも21)。人生経験は豊富です」
ミルカ・メイロー(voice:飯塚雅弓)
「 レーダーオペレーターです。仕事は一生懸命がモットーです!」
ドク・ヘケーツ(voice:小沢公平)
「宇宙考古学者じゃ!」
サブロー(voice:MAYUMI IIZUKA)
「コンピューターです。皆さんのお手伝いをします」
「以上、ウィルのメインクルーです。今日から艦長のお供をいたします。」
人選ミス…早くもそんな言葉が頭をよぎります。
しかし…こうなってしまったからには仕方ありません。この人たちをフルに使って乗り切ろうじゃありませんか!
まずはコミュニケーションです。クルーに話し掛けてみましょう。
「立って仕事してると腰が痛くなるのよねぇ」
「ふわぁ、なんか眠いよぅ」
「今話し掛けんな!!」
「ピーガーピー」
頭が痛くなってきました
早くもこのクルーとうまくやっていける自信がありません。軽い人間不信です。
はたしてどうなるやら…。
第3話に続く
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